トマト倉庫八丁目

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雑記02:バーチャル何とかの話とか

 

 前回の記事を書いて、普段人に話してもガン無視されるであろうアレコレを殴り書く楽しさに気がついてしまった。

 

 クリスマスですね。

 

 個人的に、クリスマスが近くなると、消費に駆り立てられている感じ、欲望を強制的に作らされている感覚があってモヤモヤしますね。嫌いじゃないんだけど。

 

 ただ、クリスマスソングを聞くのは大好きで、今日も朝から井上陽水奥田民生の「クリスマス・バニラシェイク」を聞いて、バニラシェイクを飲みたくなったりしていた。(バニラシェイクは無いのでバニラ味のプロテインを飲んだ)

 

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 クリスマスに比べたら26日から30日くらいの、年末の微妙な時期の方が好きだ。

 12月いっぱいかけたクリスマスムードは、26日になると一夜にして街から消え去って、新年に向けてそわそわしながら、みんなが仕事納めをしたりして年越しの準備をする期間。こういう日々に一緒に過ごせる人たちを大事にしたいような気がする。

 

 

〇続・仮想通貨

 今日までにはだいぶ回復したようだけど、一昨日の夕方には仮想通貨が軒並み暴落したようだ。仮想通貨の価格がどこで安定するのか、それとも安定せずに崩壊するのか気になる。

 前回の記事でもちょっと言ったように、わかりにくいと言われているビットコインも、やはり“金本位制と労働価値説をバーチャル上で組み合わせたもの”と考えると、すっきり理解できるんじゃないかと思う。

 つまり、全く新しいように見える仮想通貨が乗っかっている理論は、けっこう古典的なものなんじゃないか、ということ。よく言われている「管理者がいない」という側面も、金本位制的な一側面とすると納得がいく。

 ちょっと検索してみたけど、ビットコイン金本位制+労働価値説と言っている人はけっこういるみたい。これとか。ただ、ビットコインの流行り方に比べて、その理論面を説明しているものはかなり少ないように感じた。きっと人気がないのだろう。学部時代に一般教養で受けた経済の授業で、先生が「現在の経済学のメインストリームは貨幣を扱うのが苦手」と言っていたのを覚えている。英語とかで検索すれば得られる情報の量も質も変わってくるんだろうけど、そこまでの気力はなかった。

  ただし、仮想通貨が金本位制のように崩壊するのかは、誰にもわからないだろう。上のurlの人は、こんな古典的な理論のものが現代社会で通用するわけがないと言っていたけど。やはり仮想のものである点で、決定的に新しいわけだし。

 

 

〇バーチャルYoutuber

 流行ってますね。

 けっこう視聴しちゃったなあと思っていたら、サークルの他の人たちの方がはるかにたくさん知っててびっくりした。

 キズナアイはもちろん、ミライアカリ、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん、そして輝夜月の人気の上がり方がすさまじい。

 個人的に一番注目しているのはバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん。

 オタクのおじさん(と言っても20~30代前半くらいだと思うけど)が、バーチャル狐娘になることで、みんなから可愛い可愛いと絶賛されているのがおもしろい。実際可愛い。本人もtwitterで「人間の認知への挑戦」だと言っている。

 

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 バーチャルYoutuberの文脈で、VRチャットなるものがあるらしいということも知った。

 VR空間で世界中の人と身体性を伴って繋がれるというのは、メチャクチャ魅力的。VRやARがこのまま進んでいけば、これまで以上に多くの人にとって、ヴァーチャル・リアリティが現実と同じくらいの価値を持つようになるはず。

 

 人間の身体性がバーチャル空間に延長されるようになれば、人の在り方みたいなものも変わってくるだろうと思う。

 それから、ヴァーチャル・リアリティの発達は、その空間上では人の想像が現実に優先されるという意味において、観念論の復活だと思わずにはいられない。そういう観点で19~20世紀の観念論と唯物論のせめぎ合いを見るとおもしろい。ヴァーチャルな世界ではどれだけ人間中心的でも良いのだ。