トマト倉庫八丁目

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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が一点だけ本当に許せなかったので文句を言う

 

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 今回のゴジラは絶対にやってはいけないことをやってしまったと思う。

 たとえ、どんな前提があったとしても、「日本人が核兵器の犠牲になることで人類が救われる」映画をアメリカ人が作ってはいけない。

 それも、ゴジラを冠する映画でこれをやってしまったことに、本当に怒りを覚えた。

 初代ゴジラをリスペクトしろとは言わない。しかし、絶対にやってはいけないことがある。

 

 問題なのは、世界を破壊しまくるモンスター・ゼロ「キングギドラ」を倒してもらうため、渡辺謙演じる芹沢博士がゴジラ放射能を捧げるシーンだ。

 ゴジラを愛する芹沢博士は、潜水艦に乗って傷ついたゴジラの元へ行き、核兵器のスイッチを押し、自らが犠牲になることでゴジラを復活させる。こうして復活したゴジラは、王(あるいは神)のような存在となり、キングギドラを倒し、世界を救う。

 

 個人的には、ありえない展開だと思う。

 ちょっと考えれば「広島と長崎が犠牲になることで第二次世界大戦は最小限の犠牲で終わった」「世界のリーダーであるアメリカが核兵器によって秩序をもたらした」といった理屈を肯定するような展開だとわかるだろう。*1

 核兵器、広島と長崎の問題を矮小化するのは、許されないことではあるだろうが、アメリカ人の感情的には仕方ないところもあるだろう。どの国の人間も、何十年も前に自国が犯した罪から目を背けたくなるのは当たり前だ。

 しかし、核の歴史の矮小化を、「ゴジラ」を冠した作品でやってはいけなかったと思う。悲しいし、腹が立つ。

 

 フィクションには、普通の語りでは語り尽くすことのできない苦しみや悲しみ、怒りやトラウマを語ることができる機能があると思っている。

 1954年の『ゴジラ』は、まさにそういう語り尽くせないものを語るためのフィクションであった。普通の物語では語ることのできない体験が、ゴジラという歴史に残る怪獣を産み出したのだ。

 「普通の物語では語ることができない体験」とは、もちろん、2度の原爆投下のことだ。
 終戦から10年経っておらず、キャストがほぼ全員戦争を経験している。その時代に核兵器を扱うフィクションを描くということが、何を意味するのか。『キング・オブ・モンスターズ』の製作陣は、少しでもそれを考えたことがあったのだろうか。

 一秒たりとも考えていないだろう。考えたのであれば、「オキシジェンデストロイヤー」を、あんな表層のイメージだけをなぞる、ペラッペラな、動物的消費の対象としては描けなかったはずだ。
 

 圧倒的なトラウマの語り直し、という意味では、庵野秀明の『シン・ゴジラ』も当てはまるだろう。

 『シン・ゴジラ』は東日本大震災と、それにともなう福島原発事故を非常に意識した作品だった。津波の映像を思い起こさせるゴジラの初上陸、放射能汚染の描かれ方など、3.11を記憶する人にとっては胸を締め付けられるような映像が続く。


 初代ゴジラ、そしてシン・ゴジラの恐ろしさ、そしてゴジラの圧倒的な大きさは、それぞれの世代が体験したトラウマの大きさを体現している。

 

 今回の『キング・オブ・モンスターズ』とテーマ的に似通っている『ゴジラ対ヘドラ』も、トラウマ的な経験についてのフィクションと言ってもいいと思う。公害の具現化であるヘドラは、水俣病イタイイタイ病が起きた1970年代のリアルを反映している。『ゴジラ対ヘドラ』は高度経済成長のエネルギーと公害の凄まじさを受け、或る意味で異様な作品となっている。*2

 もちろん、よく知られているように「ゴジラ」は初代以降、キャラクターとして、時に愛らしい存在となっていった。しかし、核兵器の問題だけは、もっとセンシティブになってほしかった。


 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、ゴジラ愛に溢れる映画ではあったが、ゴジラ作品の魂を、しっかり受け止めているようには思えない。

 「オキシジェンデストロイヤー」や「モンスターゼロ」といった、ゴジラファンなら興奮するだろう名前を出しても、それは表層をスッと撫でただけの、うすら寒いものとしてしか響かなかった。過去のゴジラ作品のデータベースから、キャラクターやアイテム、諸々のモチーフを借りてきているだけで、それに魂が入っていないと感じたのだ。

 ゴジラモスラキングギドラの「キャラ萌え」映画としてなら、『キング・オブ・モンスターズ』は悪くないだろう。観たい絵もしっかり魅せてくれたし、やや単調ながらも、やはり怪獣同士のアクションには迫力があった。

 しかし、政治的な理由から、自分はこの作品を否定する。

*1:念のためことわっておくが、もちろん、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の制作陣がこれらの理屈を意識して制作したとは思わない(思いたくもない)。そう受け取られかねないものにしてしまったことが、政治的に問題がある、というのが主張である。

*2:ゴジラ対ヘドラ』の監督である坂野義光は『キング・オブ・モンスターズ』のエグゼクティブ・プロデューサーでもある。しかし、坂野は作品の完成を待たずして亡くなってしまった。

ビューティフル・ドリーマー、トゥルーマン・ショー、VRChat

ビューティフル・ドリーマートゥルーマン・ショーのネタバレが若干あります。ご注意ください。

 

 この前、久しぶりに『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を見返してみたんだが、これが面白い面白い。

 各シーン絵がバチバチに決まっているうえに、テーマも今観返してもほとんど古臭くない。押井監督作品のなかでは、やはり一番好きな作品だ。

 

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 今回ビューティフル・ドリーマーを見て思い出したのは、自分がここ8か月ほどドップリとハマっているVRChatだった。

 ビューティフルドリーマーの「夢の世界」は、ヴァーチャル・リアリティ的な空間だと解釈することもできるだろう。学園祭前日のような狂騒が毎日のように繰り返され、現実から離れ、個々人の理想がヴィジュアライズされる世界。夢邪鬼が見せる夢の世界とVRChatの世界はちょっと似ているかもしれない。そんなことを考えながらビューティフル・ドリーマーを観ていた。

 

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 これは獏が夢の世界を吸い込むシーンなのだが、夢の世界の物質がはがされて、「グリッド」が見えているのがわかる。

 獏が夢の世界を食べたあとに見えるグリッドは、VRChatからログアウトしたときにヘッドマウントディスプレイに映っているグリッドに似ているかもしれない。

 

 あるいは、HTC VIVEで現実の壁に近づいたときに表示されるグリッド。

 

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 ヴァーチャルな世界が解け、現実にフッと引き戻される。このグリッドにはそんな効果がある。

 VRを体験していて、このグリッドが目の前に現れる感覚は、あるいは映画『トゥルーマン・ショー』で、主人公が乗った船が立てる、あの「ゴッ」という音にも似ている。

 そう、VRChatをしていても、現実に干渉してしまうときは「ゴッ」という音を立てるのだ。VRに夢中になりすぎて、壁などのいわゆるリアルコライダーに当たってしまったときの、あの嫌な音。

 

 現実世界の基盤に魔術的世界が乗っているのなら、その魔法が解けたときに立ち現れるのは「グリッド」と「ゴッ」なのかもしれない。

虚構の時代の果てにレンガを積む――なぜ仕事をするのか

 

 研修で、「仕事とモチベーション」について、こんな話を聞いた。 

 「3人のレンガ職人」の話だ。

 ディティールは違うが、大まかには以下のような話だ。

 

世界中を回っている旅人が,ある町はずれの1本道を歩いていると,1人の男が道の脇で難しそうな顔をしてレンガを積んでいました。

旅人は,その男のそばに立ち止まってたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」

すると,男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日,雨の日も強い風の日も,暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか,まったくついてない。」

旅人は,その男に「大変ですね」と慰めの言葉を残して,歩き続けました。

しばらく行くと,一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。
しかし,その男は,先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。

そこで,また旅人はたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」

すると,男はこう答えました。
「オレはね,ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。
すると,意外な言葉が返ってきました。

「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから,大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」

旅人は,その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。

さらにもう少し歩くと,別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでい
ました。

旅人は興味深くたずねました。
「ここで,いったい何をしているのですか?」

すると,男は目を輝かせてこう答えました。
「ああ,オレたちのことかい?オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。
すると男は,楽しそうにこう返してきました。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け,悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」

旅人は,その男にお礼の言葉を残して,元気いっぱいに歩き始めました。

 

 引用元

3人のレンガ職人から考える目的と目標

*1

 

 実はこの話はもともとは「石切り工」の話なのだが、どういうわけだが「レンガ職人」にアレンジされている。*2

 

 それはさておき、この話は「仕事をするうえでは大きなビジョンを描くべき」という教訓の、たとえ話として紹介される。

 ドラッガーの『マネジメント』でもこの手の話が紹介されており*3ドラッガーはその話をつかって「企業の成員は共通の目標を持たなければならない。経営管理者は、目標によるマネジメントをしなければならいない」ということを説明しているようだ。

 

 

 しかし、自分には、これは単に個人の目的意識の違いだけに留まるようには思えなかった。
 すなわち、
  一人目の男の意識は「現代(ポストモダン)」的、
  二人目の男は「近代」的
  三人目の男は「近代以前」的
  に見えるのだ。
  
 近代は資本主義によって特徴づけられるだろうが、その資本主義を牽引してきたのは「分業」であろう。職人の時代が終わり、家内制手工業から工場制手工業を経て、工場制機械工業へと移っていく。それにしたがい、労働者の仕事は「分業」によって細かく分割され、一つ一つの作業は「意味」を失っていく。
 たとえば、中間素材メーカーだったり、下請け部品メーカーの工場で働いている作業員は、自分たちの作っているものが一体何に使われているのか、分からないまま働いていることも多いだろう。果たしてそうした仕事に「意味」を見いだすことはできるのだろうか。
 こうした状態をマルクスは「疎外」と呼んだ。彼によれば、近代資本主義は労働から生の意味を奪い、労働は「生きる目的」ではなく「生きる手段」になってしまう。
  この「分業」の極致に現れてくる意識、意味を失った作業に対する意識は、どうしても一人目の男の意識になってくるのではないか。
 
 近代的な家族の価値観が堅固だった時代なら、仕事から「意味」が失われていたとしても、家族のためを思って働く二人目の男のような労働者も多かっただろう。
 しかし、男性の生涯未婚率が1970年代の約2%から25%近くまで激増した*42010年代に、二人目の男のような意識はどれだけ保てるだろうか。
 
 三人目の男の意識は、ほとんど中世に近いと言ってもいいんじゃないだろうか。神が自分の生きる意味を十全に与えていてくれた時代の意識である。伝統的な信仰が残っていたのどかな時代。あるいは「参加する意識」が優勢な時代の意識。このような意識は、失われて久しい。
 
仕事に大きな意義が持てないのは、もちろん個人に帰する問題も大きいが、しかしやはり時代の問題もあるのだ。そうでなければ、これほどニートや引きこもりが増えたりはしないだろう。
 
 自分自身が何のために働いているかを考えると、今のところは、やはりお金を稼ぐためとしか思えない。
 できることなら働く時間は最小限にして、趣味に時間を割き、仕事以外の部分で自己実現をしていきたい。
 
 自分が働いているときの意識は、一人目の男の意識だ。神や「大きな物語」を信じることはできず、養う家族もいない。分業されて細切れになった仕事の前に立ちすくんでいるのだ。
 
 

*1:孫引き、原典はリンク切れ

*2:この経緯については別の記事で少し触れてみたい。なぜか「イソップ童話」だとして紹介されることもあるが、「イソップ童話」にはレンガ職人の話も石切り工の話も確認できない。参考

*3:ドラッガーの引用はもともとの「石切り工」バージョンだ

*4:女性でも15パーセントほどだ。参考 

【バカミス列伝 序文】なぜバカミスなのか

 今年の京都大学SF・幻想文学研究会が夏コミで頒布するWORKBOOK110号は、「バカミス列伝」です。

 自分も何本か寄稿させていただきました。

 

 その中で「なぜSF研でバカミスなのか」という題で序文を書かせていただきましたので、宣伝を兼ねてその序文だけ、ここにも載せさせていただきます。

 京大SF研は3日目(日)東ニ16aです。何卒よろしくお願いいたします。

 

 ※WORKBOOK110号に載っているものに、少しだけ注を追加しました。

 

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VIVEを使ってのVRChat初日の記録

 

 昨日、初めてHTC VIVEを使ってVRChatを体験したので、記念に日記を書いておこうと思う。

 

 ヘッドマウントディスプレイが届いたのは一週間くらい前だったのだが、プレイエリアを確保するために部屋の模様替えをしたり、トラッキング用のベースステーションを設置したりするのに時間をとられてしまった。

 

 初めてヘッドマウントディスプレイを装着したときは、やはり衝撃的だった。自分の汚い和室の下宿から、アニメの世界へワープしたかの錯覚を覚えた。もちろん、現実世界に比べたら圧倒的に解像度の低い世界なのだが、幼いときからアニメやゲームの世界に慣れ親しんできた身としては、十二分に「リアルさ」を感じられる。

 

 なんとなく操作方法もわかったところで、適当にワールドを探索してみる。まずは体をVRに慣らそうと、人が全くいないワールドにいくつか行ってみたが、そこでまた衝撃だった。360°広がる美しい景色のなかを物理法則を超えて自由に動き回れるのだ。楽しくないわけがない。

 

f:id:sawaqo11:20180806190057p:plain夏の区界かな?

 

 特に驚いたのは、Space Shipのワールド。疑似的な無重力空間になっていて、投げた植木鉢などがフワフワと宙に浮くのだ。「VR空間では現実世界の物理法則は無視できる」というのは頭ではわかっていたが、実際に目の前でそれが起きたのは嬉しかった。

 VRの公共空間における物理法則が今後どのように最適化されていくのかは気になるところだ。現実世界の物理法則に従う必要もないが、現実から離れすぎると参入障壁が高くなっちゃうんじゃないかなーと思ったりもした。

 ただ、この対談で語られているように、VRならアクセスしている人ごとに「非対称性」が作れる(ユーザごとに物理法則の違う空間にすることもできる)ので、VRChatにもそういうカスタマイズが増えていくのかもしれない。

 

 そのあとはカメラの使い方を覚えたりしていた。

 

https://twitter.com/swk0n11/status/1025957037912408065

 

https://twitter.com/swk0n11/status/102595703

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 慣れてきたところで満を持して人が集まっているパブリック・ワールドへ行ってみた。

 そこはもうカオスというかなんというか、人間の想像をブチ撒けたかのような場所だった。可愛い女の子のキャラクター、SAOのキリト、ピカチュウ、3メートルはあろうかというホオジロサムライジャックのアク、タマザラシ、真っ赤に燃えるダルマ、DDLCのMonika、のじゃロリの狐娘、巨大なバナナ、ルビー・ローズアイアン・ジャイアントなどなど、あらゆる姿のアバターたちがうごめいていた。

 統一感などまるでない。古今東西のあらゆる人間の想像力が形になってる。

 とはいえ、やはりほとんどはオタク・カルチャーからの引用であって、大塚英志が言う「まんが・アニメ的リアリズム」に慣れてない人にとっては、nerdの悪夢じみた空間だとは思う。今のところは、このVRChatの空間をどこまでリアルに感じられるかは、アニメやゲームような架空の想像力に慣れているかにかかっているかもしれない。現実より解像度の低い世界であるのは確かだし。

 

 

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巨大なバナナのせいでシュルレアリズムっぽい

 

 そのあとは、親衛隊の恰好をした韓国人に「お前はSSを嫌っているか」と聞かれなてナチスの映像を見せられたり、女性キャラアバターの日本人男性同志がイチャイチャしてるのを見たり、三人組に“Where're you go'in”とか言われながら追いかけられたりした。

 

  初日は全部で3時間ほどのプレイだったが、VR酔いは一切しなかった。これは先輩が言っていたことだが、移動が自分の身体と同期していない(説明しにくいが、キャラクタが歩くのではなく、ポインタを当てた場所へキャラクタが移動するのを幽体離脱のように見送くってから移動が完了する)ことが理由だろう。幽体離脱のようになるので没入感は若干下がるが、酔いはしにくくなっている。

 

 そんな感じで、ヘッドマウントディスプレイを着けてのVRChat体験は、ほとんどストレスのない、非常に楽しいものだった。

 本当に、ヤバイくらい楽しい。

 そして奥が深そうというのも味わった。

 自分が見たのはその沼の片鱗でしかないが、自作アバターを作ったり、そのアバターにモーフを追加したり、自分でワールドを作ったりと、技術的なところは凝ろうと思えばいくらでも凝れてしまう。趣味が合う人を探したり、外国人といろいろな言語で交流するのも楽しいだろう。

 とにかく、楽しみ方はいろいろあって、時間はいくらあっても足りなさそうだ。

 のめりこみすぎると、本当に修論が書けなくなる恐れがあるので、ほどほどにしておこうと思う。

  ほどほどに楽しみつつ、これからのVRがどのように発展していくのか、いろいろ考えながら体験していきたい。

 

翻訳記事:ウエルベックの想像力(ニューヨーク・タイムズ)

 ニューヨーク・タイムズウエルベックについてのエモい記事を翻訳してみたのだが、翻訳権があるので全体に公開するのはまずい。

 そんなわけでパスワードをかけてみるテスト。

 

はてなブログで記事にパスワードをかけて暗号化する - ふく </>

 という記事を見つけたのでパスワードをかけて暗号化してみた。

 パスワードは、ぼくの本名の苗字です。ひらがなで入れてください。

 

 

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【後編】 『闘争領域の拡大』と「鉄の檻」――ウエルベックと西洋人の孤独ー――

 

 

 非日常的なものと化してしまった性生活、とりわけ婚姻関係の枠外における性生活は、昔の農民にみられた素朴な有機的生活の循環からいまや完全に抜け出ている人間を、なおも一切の生命の根源たる自然へとつなぎとめうるただ一つの絆となるにいたったのである。

マックス・ヴェーバー世界宗教の経済倫理 中間考察」*1

 

 

 ※【前編】はこちら

sawaqo11.hatenablog.com

 

 

 『闘争領域の拡大』の主人公とティスランが、「セックスのシステム」という「闘争領域」において「勝者の側」につくことができていたら、二人に「救済」は訪れていたのだろうか。
 これは、自分のなかでずっと疑問に思っていたことだった。

 ウエルベック自身も疑問視しているのではなのではないだろうか。
 ウエルベックが『闘争領域の拡大』以降に書いた『素粒子』や『プラットフォーム』には、「変化に富んだ刺激的な性生活」を送ることに成功し、女性と「愛」のある関係を築けたかのように見える主人公たちを描いている。
 しかし、ウエルベックはその「愛」のある関係を、結局はつかの間のものとして描いている。ウエルベック自身、性愛による「救済」を信じることができていないのではないか。

 

 おそらく、「救済」はないのだ。
 
 もし、性愛による「救済」がないのであれば、それはなぜなのか。
 そして、性愛による「救済」がないのだとしたら、なぜ、それでもなお性愛に「救済」を見出すことしかできないのか。

 

 【後編】は、このウエルベック作品における「救済」について考えるために、『闘争領域の拡大』における主人公の「観察者の立場」について少し論じてみたい。

 

 

主人公の「観察者の立場」

 【前編】の最後で指摘したように、主人公は徹底して「観察者の立場」を採っている。
 『闘争領域の拡大』を通して、主人公による一人称は、一貫して物事を静観する視点に立っているのだ。
 
 目の前で繰り広げられる出来事から一歩身を引いて、参入することなく観察する主人公。
 宗教倫理の抜け落ちた主人公にとっては、「愛」でさえも、冷めた観察の対象になる。 

 愛という概念は、存在論的には脆いが、作用という面においては絶大な力を示すあらゆる特性をもっている。あるいは、つい最近まで持っていたぞんざいにでっち上げられたその概念は、すぐに大きな支持を集めた。おまけに現代に至っても、愛することをきっぱり敢然と放棄している人間の方が少数派だ。(…)どうであれ愛は存在している。その結果が観察できるから。*2

 


 そして、終盤において、主人公の「観察者の立場」は、主人公自身の言葉でこのように表現されている。
 

 しかしもう随分前から、僕は自分の行為にはっきりとした意味を感じなくなっていた。つまり意味のある行為なんてもうほとんどなかった。ほとんどの場合、僕はとにかく「観察者」の立場にある。*3

 

 

 主人公は人生について熱くなることができず(この表現は『プラットフォーム』だ)、出来事の自分から関わることができずに、行為から「意味」が抜け落ちる。そんな「観察者の立場」にあるのだ。 


 上の引用箇所を読むたび、私はモリス・バーマンの「参加しない意識」(non-participation conciousness)を思い出す。
 「参加しない意識」の概念は、主人公の「観察者」の立場と、それによる行為からの意味の喪失、行き詰まりを説明するのに便利なのではないかと思う。
 というか、終盤の主人公の苦悩は、バーマンが指摘した西洋人の行き詰まりと、ほとんどぴったり一致しているように思えるのだ。*4

 

「参加しない意識」

 「参加しない意識」については、バーマンの『デカルトからベイトソンへ――世界の再魔術化』における、翻訳者の柴田元幸による解説がわかりやすい。 

 

 この本のメッセージを乱暴に要約すれば、
(1)ここなん世紀かのあいだ、いわゆる「西洋近代」の人々は、私と私でないものを区別し、人間と自然とを区別し、人間と自然とを区別し、精神と身体を区別し……というように、自分を世界から隔てることを通じて世界とかかわってきた(著者バーマンはこれを「参加しない意識」と呼ぶ)。
(2)けれども人類の歴史を通してみれば、世界のなかに自分を没入させる(「参加する意識」)ことによって人間が世界とかかわっていた時期のほうがはるかに長いのであり、
(3)(1)の方が(2)よりすぐれているとはかならずしも言えないし(むろん逆も同じ)、少なくとも現時点では(1)の「参加しない意識」が行き詰まりに来ているように思える。*5

 

 もう少し補足してみよう。
 「参加する意識」における人間は、自分自身と世界とが、切っても切り離せない、密接なつながりを持っている人間だ。対して、西洋近代以降は「参加しない意識」が支配的になり、人間は自分自身と世界、主体と客体を切り離すようになった。科学的な、世界を観察する意識である。
 「参加しない意識」が優勢になってきたのは、およそ400年前であり、それはデカルトに代表される機械論や、ニュートンらに代表される科学意識によって、近代のパラダイムが形成されていった時代である。西洋近代のデカルトパラダイムは科学革命を産み、それが人間の意識を決定的に変えていく。西洋は魔術の時代から、科学の時代へと移っていったのである。
 こうして生まれた「参加しない意識」、主体として客体である世界を観察する意識は、近代以降の科学においてめざましい成果を上げた。が、しかしこの意識は同時に「自己を世界から疎外する意識」でもあった。

 バーマンは西洋の行き詰まりの根源は、「参加しない意識」に由来すると指摘する。

 

 主体と客体とがつねに対立し、自分が自分の経験の外側に置かれる結果、まわりの世界から「私」というものが締め出される。(…)世界は私の行為とは無関係に成り立ち、私のことなど気にもかけずにめぐり続ける。世界に帰属しているという感覚は消滅し、ストレスとフラストレーションの毎日が結果する。*6


 これこそが日常生活に深く食い込む西欧人の行き詰まりである。

 世界に没入することなく観察する「参加しない意識」のもとでは、人間の精神はR・D・レインが言う「引き裂かれた自己」になってしまう。そんなにせものの自己が官僚制的なシステムに囚われていては、生の意味を見出すことは難しく、欧米の人々はどんどんと精神病的になっていってしまう、というのがバーマンの主張だ。

 

 (生の魔術を解かれて)機械のように動く身体としての自分が演じる他者との関わりを、まるで科学的観察者のように冷ややかに見ている。そんなにせものの自己が捉えた世界がリアルであろうはずはなく、行為から意味が抜け落ちることは必然である。仕事のなかでも、「恋」と呼ぶものにあるときさえも、空想の世界に引きこもり、偽りの自己を指導させては、日常世界を構成する儀式の連続をこなしていく。*7

 


脱呪術化による「意味」の喪失

 

 ここにきてやっと【前編】とつながってくるのだが、このバーマンの議論は、マックス・ヴェーバーによる合理化論が下敷きになっている。
 ヴェーバーは、近代の「進歩」を「魔法からの世界解放」「世界にかけられた魔法が解けていく」(Entzauberung der Welt)と表現した。
 こうした「脱呪術化(=主知主義的合理化)」こそが、資本主義の原動力であったのだ。
 ヴェーバーの有名な講演『職業としての学問』では、ヴェーバーは今日の科学的認識(バーマンの言う「参加しない意識」)のもとでは、「世界の意味」といったものは求められない。いや、「学問がなにかこの点で役立つとすれば、それはむしろこの世界の「意味」というようなものの存在にたいする信仰を根本から除き去ることである」*8と主張している。
 
 人間が自然と有機的につながっている世界から、「参加しない意識」による「合理化」によって人間が疎外され、行為から意味が失われていく。この過程は、ヴェーバー自身によっては、たとえば次のように表現される。

 

 「文化」なるものはすべて、自然的生活の有機体的循環から人間が抜け出ていくことであって、そして、まさしくそうであるがゆえに、一歩一歩とますます破滅的な意味喪失へと導かれていく。しかも、文化財への奉仕が聖なる使命とされ、「天職」 Beruf とされればされるほど、それは、無価値なうえに、どこにもここにも矛盾をはらみ、相互に敵対しあうような目標のために、ますます無意味な働きをあくせく続けるということになる、そうした呪われた運命におちいらざるをえないのである。*9

 


『闘争領域の拡大』における主人公の破滅


 『闘争領域の拡大』へ戻ろう。

 
 「参加しない意識」による人間の疎外を考えると、『闘争領域の拡大』の主人公が、その「観察者の立場」ゆえに、自分自身の行為に意味を感じられなくなるのは必然的、という気がしてくる。


 もちろん、常識的な意味で「一歩引いたような冷めた目線で人生のイベントに没入ないでいたら、自分のやっていることに意味が感じられなくなってくるのはあたりまえじゃないか」と考える事もできるだろう。
 しかし、バーマンの考えを補助線に使えば、「闘争領域の拡大」と主人公の「観察者の立場」、そして主人公の精神病的な破滅が密接に関係していることが指摘できる。
 すなわち、「闘争領域の拡大」とは資本主義の原理の拡大であり、その資本主義の原理を拡大させてきたのは主知主義的合理化(=脱呪術化)であった。そして、脱呪術化を推進してきた意識は「参加しない意識」(≒「観察者の立場」)であり、この意識のもとではあらゆる領域から「意味」なるものが抜け落ちていく。脱呪術化か究極的に進んだ世界、つまり『闘争領域の拡大』で描かれる、セックスのような「私的領域」にまで資本主義の原理が行き届いた世界において立ち上がる意識は、究極的な「参加しない意識」(≒「観察者の立場」)である。この「観察者の立場」にあっては、客体たる「自然」や「他者」から自分自身が完全に分離され、自身のあらゆる行為から意味が喪失する。あらゆる「意味」が喪失し、自分自身が一個の粒子のようになった自己は「引き裂かれた自己」にほかならず、そんな自己においては憂鬱症に陥ざるをえない。
 
 これを、『闘争領域の拡大』の結末を参考に確認してみよう。
 
『闘争領域の拡大』結末では、自然のなかに自分が没入している「参加する意識」に憧れながらも、「観察者の立場」(≒「参加しない意識」)のまま世界から切り離されて、自己が引き裂かれて破滅していく様子が描かれているように思えてならない。
 すなわちそれは近代化の最終局面を迎えた西洋人の破滅だ。

 

 僕は陽のあたる野原に横になる。しかし僕は、このとても柔らかな野原で、このとても気持ちよい安らかな風景の中で、苦痛を感じる。なにかに溶け込むこと、気持ちよいと思うこと、感覚器官の素朴な調和を引き出したかもしれないものはすべて、苦痛や不幸の源になった。同時に、悦びの予感も強烈に感じる。数年来、僕はひとりの亡霊とともに歩いてきた。そいつは僕にそっくりで、机上の楽園に住み、世界と密接に関わっている。僕は長いことそいつと行動を共にするのは自分の義務だと考えきた。それももう終わりだ。*10


 どうだろうか。
 ここでの主人公は、愛に飢えて破滅しているのではなく、世界のなかに溶け込むこと、自分自身が感覚そのものになること、「世界と密接に関わる」ことができずに苦悩しているように思える。「世界と密接に関わ」り意味に溢れた世界を生きる自己は「亡霊」となってしまい、自然のなかで苦痛を感じているまさにこの自己は、「引き裂かれた自己」、「にせものの自己」なのだ。


 この苦痛はつまり、「参加しない意識」≒「観察者の立場」による苦痛だ。

 このような意識にある主人公において、「愛」ははたして救済になりうるのだろうか?

 

 『闘争領域の拡大』は、次のように締めくくられている。

 

 僕はもう少し森の奥へ進んでいく。(…)景色はますます和やかで、気持ちのいい、陽気なものになる。そのせいで肌が痛い。僕は裂け目の中心にいる。自分の肌を境界のように感じる。そして外部の世界を壊滅的な圧力のように感じる。分離はすみずみまで行き届いたようだ。このさき、僕は自分という檻の囚人だ。崇高な融合なんて起こらない。生存の目的は達せられなかった。現在、午後二時。*11


ウエルベックの描く、性愛・恐怖・宗教

 

 さて、ここでこの記事を終わりにしても良かったのだが、最後に一つだけ自分の暫定的な考えを書いておきたい。
 ウエルベックは、その著作を通して執拗に「性愛」、「テロの恐怖」、「イスラーム」を描いているが、これが「参加する意識」と関係しているような気がするのだ。 
 つまり、性愛・恐怖・宗教の意識は、代表的な「参加する意識」なのである。
 
 伝統的宗教は、自己の行為に意味を与えてくれるものであり、そこでは神と自分自身は密接に関係している。これはまさしく「参加する意識」だ。たとえば、イスラームによる「グローバル・ジハード」は明らかに「参加する意識」に属する現象だろう。ジハーディストの殉教は意味に満ちた死だといえる。
 また、バーマンは、現代において「私」と「経験」自身が単純に一致するような「参加」は、「肉欲」と「恐怖」くらいしかない、と指摘している。
 

 我々が語ってきた「参加」とは、自己の「内側」と「外側」が体験の瞬間において一体化することである。(…)こんな機能が、いま一般の人間にどれだけ残っているだろうか。私に思いつくのは「肉欲」と恐怖だけである。セックスのただなかにあって、「私」は次第に相手のなかに沈み、かき消えていく。オーガズムの瞬間、そのオーガズムを「経験している」私など存在しない。私がイコール、オーガズムなのである。パニックの場合も同じだろう。恐怖が「私」を襲い、私を捉える。その恐怖から、「私」という純粋自我を引き離して考えることには無理がある。*12


 「参加する意識」に憧れながらも「参加しない意識」から抜け出せずに苦しむ現代人を描くのに、性愛・恐怖・宗教以上の題材はないようにも思える。


 たとえば、ウエルベックイスラームの描き方は、中田考も指摘するように、イスラームに内在するものを読み取ろうとせず、「西洋世界に対するイスラーム」という「対処すべき問題」という形で描いている。*13
 ウエルベックによるイスラームへの憎悪は、「参加する意識」への憧憬の裏返しが、もしかしたら存在するのではないか。
 
 このあたりは全くの予想(というか妄想)でしかなく、またバーマンの議論を雑に広げすぎているきらいもあるので、また詳しく考えてみたい。

 


 ※今回はかなり大雑把な議論になってしまった上に、ウエルベックの先行研究を全く顧みていないので、至らぬ点も多々あると思います。もしこの記事を補強する/論破する先行研究などあれば、コメント等で指摘していただけると大変ありがたいです。
 

 

 

引用文献

[1]マックス・ヴェーバー著/大塚久雄・生松敬三訳『宗教社会学論選』、みすず書房、1972

[2]ミシェル・ウエルベック著/中村佳子訳『闘争領域の拡大』、河出文庫、2018 

[3]モリス・バーマン著/柴田元幸訳『デカルトからベイトソンへ――世界の再魔術化』、国文社、1989

[4]マックス・ヴェーバー/尾高邦雄訳『職業としての学問』、岩波文庫、1936

 

闘争領域の拡大 (河出文庫)

デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化 

*1:[1]p.140

*2:[2]p.118 太字部本文

*3:[2]p.198 太字部引用者

*4:もちろん、この記事は、ウエルベックがバーマンを意識して『闘争領域の拡大』を執筆したのだ! と主張するものではない。バーマンの主眼は、「参加しない意識」が西洋世界の根底に浸透しており、現代西洋世界の問題の根が深いことを指摘する点にある。この記事の主張は、ウエルベックの描く「行き詰まり」が西洋的な問題の根深さと密接に関係しているのではないか、くらいのところだ。

*5:[3]p.423

*6:[3]p.15

*7:[3]p.18-19

*8:[4]p.41

*9:[1]p.158-159

*10:[2]p.202 太字部引用者

*11:[2]p.202 太字部引用者

*12:[3]p.79

*13:中田考著『帝国の復興と啓蒙の未来』、太田出版、2017 を参照のこと